不妊と婚活、そして愛に泣いた日

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と診断されたのは18歳の時。「将来、妊娠には治療が必要かもしれない」と告げられましたが、20代前半までは、恋愛において″自分の気持ち″を最優先にしていました。
お付き合いをしてきた相手はというと...
- 金銭面はいつも私が負担
- サービスエリアに置き去りにされる
- 寒空の下、30分パチンコ店前で待たされる
- 旅行のお土産がハイチュウ″2粒″
…そんな、″好き″という気持ちだけで選んだ相手は、経済的にも誠実さにも欠ける人ばかりでした。
(機会があればプログで綴ろうと思います)
そこで20代半ばで思いきって結婚相談所に登録。
年収など条件面を重視しお見合いを組みました。…が、価値観の違いでことごとく失敗。「条件が良くても心が通わなければ続かない」と痛感した頃、ある一人の男性に出会いました。それが今の夫と出会う直前の″最後の元カレ″です。
彼は年収こそ私と大きく変わらなかったものの、なぜか一緒にいると心が安らぎました。3回目の食事の時、彼から「結婚を前提にお付き合いして欲しい」と告白されました。私は勇気を出して不妊治療の可能性、出産が難しいかもしれないことを正直に話しました。
すると彼はこう言ってくれました。
「君の身体が一番大事。不妊治療は大変だろうし、君が無理をしてまで子どもは望んではいない。君と過ごしたいと思ったから結婚を考えたんだ。子どもは授かりもの。出来たら嬉しいけど、それは幸せの″おまけ″みたいなものだよ。」
*実際には「君」ではなく名前です(笑)
思いがけない優しさに、私は涙が止まりませんでした。「子どもを産めないかもしれない自分」への引け目でいっぱいだった私にとって″それでも一緒にいたい″という言葉は、何よりの救いでした。
この時、私は心から思いました。
「やっぱりお金より″愛″だ。愛には勝てない。
″一緒に生きたい″と思えるような人と結婚したい」
母になるという目標を掲げ婚活していた私が、
″子ども″よりも″誰と一緒に居たいか″を一番に優先することが出来たのです。
そう…あのときまでは……
この彼との交際は、私にとって
「最後の愛を試される試練」
だったのかもしれません。
次回は、交際記録と夫との出会いを綴ります💬